生物の仕込み

2004年5月11日
まきちは理科の先生なので、どうしても生物を相手にする事となる。
生き物は触るのもバラすのも嫌いではないので苦ではないが、難しいのは
生き物には旬が有るのだ・・・例えば、一年生のしょっぱな、具体的な生物としてタンポポの花を扱うのだが・・・今年は開花が早くて、花のピークが入学式前になってしまって・・・結構厳しかったなぁ〜〜
それから、朝顔とかトウモロコシとか使うんだけど、これも、授業の頃合いとトウモロコシが収穫する頃合いを見計らって植えなければならない・・・こいつが、結構毎回、微妙な誤差を生んで難しい。なかなか食べごろと授業の日と合わないのな。・・トウモロコシは最悪八百屋から買ってくるって云う手もあるけど・・・
動物も・・これも面倒くさい・・毎度お馴染みプランクトンの観察なんてありますが・・うちの学校は隣が川だから、まだいいけど、都市のど真ん中なんて立地条件だったら・・授業に合わせて事前に採取なんて無理よ・・・勢いプランクトンとか校内で飼っていないと・・・
もひとつ、オオカナダモ(アナカリス)も必需品で・・結構全国各地のちーと臭うかなレベルの川だったら自生しているんだけど・・だからといって、ほいほい速攻で採れるモノでなし・・・しかたないから、こいつも見つけた時にガバっと採ってきて水槽の中に押し込んでいる。葉っぱだけだと見た目もなんなので、序でに金魚やら熱帯魚やらメダカも放り込んでいる訳で・・・そのメダカさんも・・・立派な教材だったりする。・・・
ちなみに・・・・それらを採取に行ったりする交通費とか・・・メダカさんの餌とか・・実は自腹切っているのが寂しと云えば寂しい・・
え、ここへのアクセス元眺めてて、面白いものみつけたので、覗いてみた。

http://www.myprofile.ne.jp/youconntakut+blog+2004+01+8

のうちのこんなん
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2004年05月02日(日)
  こんなんばっかり  /  Side Road

中2教え子と“不適切”な交際で教諭免職

なんで不祥事と来たらセクハラか下ネタばっかりかなぁ。
「校長を殴り飛ばす」とか「職員室に消火器を乱噴」とか、もうちっと気合いの入った不祥事はないものか。

僕は教員の不祥事を集めるのが趣味なんですが、最近ファイルが爆発的に増える傾向にあるので「小学教師」「中学教師」「高校教師」「大学教師」「家庭教師」とカテゴリー分けすることにしました。




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こ〜ゆ〜の趣味って云われてもなぁ〜〜、僕はそんなん喜ばせるつもりは更々ないですけど・・・ 校長を殴り飛ばす 程度なら、そのうちに、まきちがやるかもしれないけど、・・・これをやったら、まきちがまきちに負けるのだ。

でこの方の元ネタになっているのがここ
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_05/t2004050114.html

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中2教え子と“不適切”な交際で教諭免職



 北九州市教育委員会は30日、教え子と不適切な交際をしたとして、市立中学の男性教諭(37)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 同教委によると、教諭は2002年11月から03年3月までの間、担当していた運動部に所属する当時2年生の女子生徒と交際。休日などにデートをした際、キスをしたり顔や手を触ったりしたという。

 昨年3月、同教委に「2人が付き合っているのではないか」との匿名の電話があり、交際が発覚。教諭は事実を認めた上で「大変申し訳ないことをした」と反省の言葉を述べたという。女子生徒は交際発覚後の昨年4月から5月にかけて一時不登校になった。

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うわっははぁ〜〜〜 私は比較的 恋愛には寛容なのだ。二人して純愛だったらそれもよかろう。但し、多くの中学生が恋に恋している程度ってのを忘れるなよ!<先生よぉ おつきあいしてるのなら、手ぇ位にぎるだろう?軽くチュっとキスくらいするだろうよ、普通。だから、そこら辺は許す。具体的に最後迄Hしたのなら ち〜と考えろよとか云うけどな。

あたしが許せないのは、
「大変申し訳ないことをした」と反省の言葉を述べたという。

この一文。 "申し訳ない"くらいなら初めからおつきあいするな!そんな中途半端な気持ちでリスク有る恋愛してたのか?ってこと。こんな所で逃げるなよ。責任とれないなら手出すなよ・・・「年が離れているけど、まだ子供だけど、本気で好きです!」位の事、言っててのけてみぃ、それが原因で社会から迫害されようと、まきちが骨を拾ってあげようじゃないの!

え、?ドラマ「高校教師」楽しみにみてたクチかって? それはないしょ。

連休ボケ

2004年5月6日
世間様ではゴールデンウイークも終わり、今日当たりは、休みぼけの体に鞭打って馬車馬の如く働き出した方も多いでしょう。中には6、7日も休みで(休みに仕立てて)という方もおられれでしょうね。(今日当たり、何人、人死にやら、夏風邪が出たのでしょう(藁))かくいう私もビール漬けの連休を過ごしたお陰で、体からアルコールを絞り出すだけでも難渋しております。

んが、世の中の(いや、我が県の)多くの中学校の先生は、連休、全部学校に出勤!って人も多かった。何故って? 部活ですよ ぶ・か・つ
まず、うちらの労働環境って処から話すと・・部活っていうのは強要されたボランティアです。誰もが部活の学校内での明確な立場を説明できない割には(学校で行わなければならない活動、ではないのだ)部活顧問というのは職務内容の一部として強制的に担当させられる。
生徒の部活時間中は、顧問が生徒を指導する。子供が学校から出る所まで見送って業務終了。っと。まぁそこまではいいや。その後が問題。所謂放課後と呼ばれる時間、先生は何しているかっていうと、次の授業のための準備とか、生徒の成績管理したりとか、宿題の採点したりとか、まぁそんな事の為の時間なんですね。部活の顧問すると、その時間一切を部活指導に振り向けなければいけない。じゃぁこれらの必要な雑仕事はいつすればいいの? 一応、公立学校も、お役所ですから、退勤の時間はきっちり守られる事が建前です。遅く迄居残っている先生も多いですが、彼等はたいした用件も無く学校に居残って余計な光熱費を食う元凶として、電気代を払う方からは嫌われているようです。(実際は、サービス残業の集まりですが、中には無駄話だけする為に残っている人もいます)・・残業として認められるのは上司(この場合は、校長)からの命令、指示が有った時に限られます。なので、校長の口癖は、(部活顧問の先生にも「決められた退勤時間になったらとっとと帰れ」です。まぁ、ここからが問題なのですが、生徒の総下校時間、つまり部活の終了時間は、教員の退勤時間を遥かに超えています。部活顧問を引受けろという指示に従えば退勤時間を遥かに過ぎ、子供が帰る迄学校にいろ、という指示と同等なのです。一方「決められた退勤時間になったらとっとと帰れ」という事は、ここから先は勤務時間と認めないと言っている訳です。明らかに矛盾しますよね。サービス残業を強要している訳ですね。では、部活顧問として指導している時間を残業時間として認められるかというと、(その権限は校長に有るにも関わらず)校長にすらできません。学校の活動として明文的に法で認められたものでは無いからです。 もちっと言ってしまうと、特にお母さん先生を中心に、部活をもたない先生はさっさと定時で帰ってしまいます。この待遇の差を対価の報酬からしても一切無視されるのは如何なもんでしょうね。学校として部活が避けられないことなら、その負担は公平に応分されるべきではないでしょうか。

もう一つは生徒から見た話。1日から5日迄ずっと朝から晩迄学校で部活!なぁんて実はのうちの県では珍しくもなんともないので(逆にやらないと珍しがられる)生徒は有無を言わさず学校に来て、ハードな練習に明け暮れて・・アマチュアの選手にそこまでの練習が必要なのか?無論、学校の勉強より部活で汗にまみれている方が楽しいという生徒も多いでしょう。しかし、同じ数だけ、部活に行くのは嫌だという生徒もいるんですよ。ましてや、全員どこかの部活に所属しなくてはいけないなんで、(それも運動部しか選択肢なかったり、極端な話、うちなんか、部活一つだけなので選択すら出来ない)そのような状況でしたくもない運動をさせるのはどんなもんでしょ・・・(さっきも話したけど、学校の活動 ではないんですもの、法的にも拘束の理由ないのよ)
ちなみに、そこで部活に出ないと、きっちり、残る書類には成績とかの欄に書かれますから・・これを脅迫と言う・・。・・連休で家族旅行〜〜なんて計画しても、子供の 部活だから の一言でお父さんは 楽しみを諦めなければいけないのね。(お父さんがそこら辺を楽しみにするかは別の話) 家庭での対話を大切にしてください。なんて言う割には、対話するだけの体力迄奪ってから子供を突き返すのが今の学校だったりする。・・・・これに絡んで、こんな事を言った先生もいる。 「部活は非行防止だって・・そこまで体力奪っとけば、悪さする体力なんて残らないでしょ・・・って」 ど〜よ、それ・・いろんな意味でさぁ〜〜
ちなみに、これ、言っているのは学校の先生だけでなく、保護者もそう言う人が居る。・・・部活で家にいないでくれた方が(子供の世話を焼く)面倒がなくっていい。・・・それもど〜よ!

テクニカル的な事言うと、もっと問題有る。教員は結構、転勤の多い職業でして、お陰で、学校のスタッフは毎年かなり入れ替わる。すると、部活顧問の先生が転勤したら、当然、その部活の顧問先生は変わる。野球やっている先生だったら野球部に配属されるてのが、ベスト。実際は、そう簡単に野球部の先生が転勤になったからと、野球の出来る先生が来る訳でない。(そう。それらを基準に人事は行えないからだ)次の年には野球なんて一切やった事のない先生が当たる事もある。・・なんて繰り返すと最悪、一年で顧問はコロコロ変わるのだ。中学校の部活には顧問はいても専属の指導者はいない。顧問が指導者のまねごとをする。野球できない先生に野球習ったりするって事。毎年顧問が変わるって事は、毎年指導方針が変わるってこと。そんなんで、部活、上達すると思う?
(ちなみにそんな状況の中で、勝つ事を要求される。(勝つ事を目標とするのではない)どうしろっていうの?)

かくして土曜も日曜も祝祭日も中学校では部活が行われるのだ。(お陰でちっとも家庭サービスしないからと、奥さんに言われ、離婚寸前家庭崩壊の危機だと言う先生もいるがな)
本日の授業(脱線)ネタ・・・

まきち「でな、コンセントの100Vがマトモに感電した時に自分で対処が出来る限界っていう事らしいぞ。」
生徒A「それって、手がくっついて取れなくなるの?」
まきち「そういうより自分の意志で身動きできなくなるの方が正しいかな。」
生徒B「それ以上だと?」
まきち「最悪、お星様になるだろうね。」
生徒C「それじゃぁ ぴか○ゅうに電撃喰らっても生きている何で?・10万ボルトだよぉ〜〜・・」



って、漫画と一緒にするなぁ〜〜〜〜〜!!!

それから電気椅子の話からギロチンの話・はてまた切腹で介添え人が必要な理由まで・・話してしまった・・・どんな授業じゃ・・

その昔、の酒税・・

2004年4月21日
その昔、酒税の税率は申請式であり、その区分が特級、一級、二級だったりする。酒造メーカーが特級酒という申請を出せば特級酒になるのだ。(そこに味だのなんだのは関係ない。何せ税金の税率を決めるだけだもの) んがしかし、自分の味に関する価値観の無かった人たちは、お酒の味をこれで選んだ。(悲しいかな大多数の人たちがそうであった)このお酒、特級だからんまい。とこういう訳だ。・・・しかして、多くの地酒と呼ばれる日本酒はそんな申請出さなかった。出さなかったから全部2級酒だ。しかし、その中には、丁寧な酒造りでとびきりんまいお酒も数多く有る。

・・・県の学校内の広報誌がありまして・・まぁそんな役に立たないモノに目をくれる人も少ない。細かい取材して丁寧な記事でも書けばそれなりに面白いのだろうけど、所詮編集も雇われ公務員のでっちあげ仕事だ。適当に投書つなげて糊口を凌ぐ。だから、ネタを応募すれば採用になる。・・・まぁ手っ取り早く宣伝になるわな。その効用は認めよう。でもそれが高い評価貰ったからって訳じゃないんだよ・・・校長よ・・・少なくても私はそれのどこがいいのだか判らないのだよ。身内にきちんと説明できないような取り組みを買いかぶるでない。学校評価だの、総合的な学習だの・・あなたの言っている事は私には何やっているか目的が見えないしチンプンカンプンなのだよ。
ある日の1年生の理科。

身近にある生き物、どんな生き物がいますか?

生徒A 「イヌ」
  「お家で飼っているの?」「うん!」
生徒B 「魚」
  「どんなお魚?」「うぅ〜〜〜ん、鮎」「鮎ねぇ。そこの川にもいっぱいいますね。それに美味しいよね。」「はい」
生徒C 「鳥」
  「どんな鳥?」「ニワトリ!」「ニワトリ?、ひょっとしてお家で飼っている?」「飼っていないけど・・」「昨日の晩ご飯がとり肉だったとか?」「鳥の唐揚げだった」「おいしかった?」「うん」
生徒D 「ウサギ」
  「ウサギかぁ〜〜ウサギも鍋にすると美味しいね。」「・・・・・・」
さぁ〜〜〜っと、生徒全員の顔から血の気が引くのが楽しい。
生徒Dは女の子だ。多分、コメントは「可愛いよね!」とか期待していたであろうに・・・まさか、鮎やニワトリと同列に扱われるとは思っていなかっただろう。・・・少なくても美味しいという評価は本物である。(味覚の個人差は大きいにしろ)可愛いと云う評価も本物である(美的感覚の個人差も大きいにしろ)。残念だが両者は相容れる事は出来ない。

具体的には中学3年生で単元があるにせよ、人の食べ物は生き物だってことは、私の譲れない一線である。

んが、その時の異教徒でも見るような生徒の視線は(まぁ予想の範囲内とはいえ)痛かった。あとはこれをいかに解かすかだけど。
うちの県で最近職員がフラチな事をしたとかでとっつかまっております。

靴にカメラ仕込んでスカートの中盗撮したとかで・・○○県警△△△署に・・

この△△△署ってのがミソで・・ここら近辺の住民の普通の生活動線上に、
△△△市って出て来ないんですよね。・・・特に△△△市にしかないような面白いものってないので、多分そのためだけに行ったのかと思われます・・・知り合いにも会わないだろうと・・・そして違う県なら大丈夫って(ナニガダイジョウブナノカフメイデスガ・・・)
・・位置関係をあえて、首都圏で例えるとすると・・大宮の住人が千葉で捕まるようなもんで(八王子と川崎でも可)・・・・・

何が一番馬鹿だと感じるかって言うのが・・隣の県に行けば大丈夫って発想ですよ。(敢えて推定事項である事を断定して書きますが・・)国外かなんかと同レベルの意識なんでしょうね。みみっちい小さな視点しか持ち合わせていないようにしか思えません。「井の中の蛙」をここまで実践した典型的な例だと私は賞賛を送りたい!
どちらかというと不祥事を起こすことよりも、その発想の方が問題は深刻だと思うぞ。

ちなみに よその県の教員から うちの県の連中を十把一絡げにした言葉に
「真面目なんだけどスケベだよね」という痛烈な一言を頂いたことがある位、その手のネタが毎年1〜2件位はありまして・・・その度に不祥事の再発防止のために・・なんて会議を開かされます。
「このような不祥事を再発しないためにどうすれば良いか」などと校長が職員一同に意見を述べさせるのですね。
まぁ基本的に教員ってのは「優等生」<嫌みな意味で が多いので・・・
とっても莫迦臭い、青臭い、模範的な解答が返ってきます。

模範解答例「その時に子供や奥さんの顔を思い出すようにしたら・・」
・・・・あのなぁ、思い出すようだったらそんな事でパクられるような奴、いねぇ〜だろうが。思い出さねぇから、又、思い出しても平気だからやるんと違うか?
模範解答例2「このような研修会をいっぱい開いて・・・」
・・・・じゃぁ聞くが、このような研修会、この一年で何回開いたと思う?
学校単位でなくて、県教育委員会直々の命令だからどのガッコでもやってるだろ。研修会開いた所でやる奴はやるんだよ。その前にあんただってこんなつまらない事何回も聞かされてうんざりして聞く耳もたなくなってないか?
模範解答例3「ストレスを貯めないように・・・」
・・・この手の性癖ってのはストレスとは無縁だってば・・・そんな事も知らんのか?それに、それを云うなら「溜めないように」だろ、だったらアンタが奉仕しなよ・・・(俺ならアンタ相手には萎えるけど)若しくはストレス手当としてソープ代、上乗せしてくれよ・・・

所詮、研修っていっても、そういうオタメゴカシばっかりだから研修にもなりゃしないわな。

ちなみ私は言い切ったぞ。
「どんな事をしてもヤル奴はヤル。こんなオタメゴカシ並べた研修会なんぞ無意味だって」

そして、私の評価は一段と落ちるのだ・・・

パソコン中丸見え

2004年4月15日
職員室のなかのパソコン、公私とりまぜて全部シッポつなげているのですが、
まぁ皆さん中身全部丸見えで全然平気のへっちゃら・・パスワードもかけずに・・Windowsがその辺無頓着に共有かけられるってのもあるのですが・・それにしてもこのご時世皆さん知識無さ過ぎ・・この原因が
どうもサーバーのファイルを見る為の設定と自分のファイルを公開する設定がごっちゃになっている。っていう事みたい。結局、そこらへん、うろ覚えでやっちゃっている人が多いって事だろうな。<ていうか、きちんと設定できる人がいないってことだ。問題なのはその事を全然問題視していない事。これでは職員のプライバシーはおろか、生徒の成績だとか、その他諸々全部漏洩事故が起こるのも時間の問題でしょうなぁ〜〜

仕方ないから、それぞれの先生の所に回って、<っていうか、これを特定するのも大変だったけど・・本当に自分のパソコンの中身晒す必要ありますか?ってひとつひとつ聞いて回って・・そしたら・・全員その答えはNoだった。
で、共有サービス・・・全部切って回った.

しかし、一台だけ厄介なのがありまして、・・・本人プリンター繋ぐ為にシッポ繋げているだけ。サーバーに接続する気もファイルを晒す気もまるで無し。
プリンタ繋ぐのに、ちょっといじってもらっただけ ってのが一台。

なのに、これが全部中身晒されているんだよ。意図的に中身晒すようにした形跡は一切ないのに・・形跡がないから、これまた共有止めるのが一苦労。これまた、ファイル共有サービス、削除した筈なのに、まだのっかっている・・・
意味も無くプリンタを自動設定し、それを片っ端から共有させて開いている..これがOSのデフォルトなんだろうか・・・とここまで書いて一寸思った・・・ひょっとしたら感染か?

どちらにしても自分のパソコンの中身、晒すのに脅威を感じなくてもそう簡単な手続きで去らせるようにしとったら困るよね。
さて、新年度もはじまりまして、若干配置換えがありました。
あたしはというと、前年度の無謀な反逆がたたり、希望とは全然違う学年にお引っ越し・・ちなみに一年・・・
まぁそれは良しとして、
五月下旬に校外学習がありまして、それの行き先の打ち合わせ・・・
同学年配属となった方に「どうします?」
と伺った所・・「面倒くさいから、前年の話が出ていた所にしよ?」
だそうだ・・あのなぁ〜〜
あたしが聞きたいのはそ〜ゆ〜事でなく、校外学習の日に、どのような事を学ぶ事を目的にするのか。その為にどこへ行くのが相応しいのか?って事を聞きたかったのだぞう! 行き先を決めて、やる事を決めて、そのやる事に見繕うように目的を作ってどうするんだよう!一体何を学ばせたいんだ!・・っていう話も言いたいんだが、その前に面倒くさいってなんだよ・・・ とんでもないのが相棒になったもんだ・・・今年も先が思いやられるぜ

まぁ、之に限った話ではないのだけれど、まず、行事先にありきってのが多すぎ。その行事をこなすためだけに、準備の時間を費やしたり、特定の作業をやったりする。いっぱい行事はたくさんあるけど、それぞれ脈絡が無い。脈絡が無いから、子供のやる作業は一貫性が無い・・結果そんなたくさんの時間をかけているのに、 学校でどのような考え方とかスキルとか勉強したのかさっぱり・・・てことになる。
うちの学校はこんな能力を会得する事を目的に、どのような活動をするか・・って発想がないんだよなぁ〜〜
だからうちの学校、卒業してもな〜〜んの能力も技能も会得出来ないんだ。

矛盾と言えば矛盾

2004年4月1日
さて、私は非協力的だと校長に言われました。
もっと、職員室に降りていろいろと、無駄話ででもなんでも生徒の情報を交換しなさい。 ですって・・
私が職員室に降りないのはあなたがいる時だけなのですが・・・まぁそれは置いておいて
さて、同僚の教員Mが同じ日に校長に言われた言葉は、
職員室にはいろいろと、出入りの業者も来るから、無駄話、特に生徒の話は控えるように。
ですって・・・・

これでまたあなたの信用は一つ失われた訳だ・・・

それはさておいて、こんな話も有ります。
修学旅行で、大阪に行く事になりました。各個人個人、テーマをもっていろいろ調べて回ってもらおうと思っています。といっても、流石に一人でうろつかせるのは、不安も多いでしょう。それは判ります。ですが、私の所に来たクレームにこんなのがありました。
「京都なら(一人で回るのも)判るけど大阪は駄目・・・」
どういう判断基準なのでしょうか。
さてさて、私の赴任する地域では人権教育(例の同和問題の延長のですね)なるものがお盛んでして・・上の発言はそれに大変に熱心なかたでいらっしゃいます。
誰ですか?出身地で差別するもんじゃないって言っている人たちは・・・

子供は

2004年3月27日
子供は8時に寝なさいと親に言われていた時代。
でも土曜の夜だけは例外的に九時まで起きている事を許されていたものです。
いつのまにか毎日九時か10時まで起きていても何も言われなくなって。土曜の夜があれだけ楽しみだったのを忘れて久しくなりました。

追悼番組を見ていて おもわず、眠い目を堪えながら見ていたのを思い出しました。
今朝、理科室の熱帯魚さんにごはんあげようとしたら、
どうも、いつもと違い全然元気がない・・ってよく見たら元気が無いどころか、まともに泳げなくて引きつっているとか、循環ポンプの吸い込み口から逃げられないとか、体が横になっているとか・・そんな子ばかり。

え?あれ? どうしたの?まさか毒物混入?と大慌てで水槽を触る。あ、妙に冷たい・・水温計をみると11℃・・・あうぅ、これが原因か・・でも何で? サーモスタットを見ると、パイロットランプがついていない。原因はこれか、・・・サーモスタットを外してダイレクトにヒーターを電源に繋ぐ。お湯を沸かして投入(急激な温度変化は悪いのは承知の助だが・・)なんとか1時間程で20℃近く迄水温を回復・・・
しかし、息絶えたのを引き上げてあげたら・・7匹もおった。 特に低温に弱かった種類の子は全滅・・・うぅ〜ん、本当に悪い事をしてしまった・・

明日の朝までにまた何匹か命を落としているかもしれないと思うと気が重い。

機械の故障という偶然かつ予見不能な事が原因であるし、別に私が殺したくてやった訳ではないけれど結局は私の管理の問題。生命線である所の水槽の水温はとどの詰まる所、わたしの手でなんとでもなる。生殺与奪権を預かるって事の重大さをひしひしと再認識したよ。

解剖とか、殺す為に殺したのはそんなに重く感じる事なんてないけど、
生かすものを殺した時のこの重苦しい感じってのはなぁ どうも慣れない。

今日は理科の授業がなかったけれど・・
「あれ?熱帯魚さん少なく有りませんか?」って明日は絶対に生徒に聞かれる。別段隠すコトでもないから正直に答えるでしょうが・・一段落過ぎる迄
毎時間、つらいんだろうな。
多分、忘れた頃に何回か続きます。覚え書きですので、内容に重複やら理論整然としていない部分もあるかもしれませんが・・・

総合的な学習とは所謂 円周率およそ3で有名になった平成14年からの指導要領の目玉として取り込まれた教科の事で、具体的な内容に関しては各学校において自主的に決定し運用する事ができる。というなんだか良く判らない教科であります。しかし、この指導要領の目玉が「生きる力を育む教育」である以上、国の施策としては、この方向で行きたいのだろうな〜とも思えます。また、既存の教科の枠に捕われない自由な運用が期待されているってのも有り。
つまり、今迄とは全く違う何かを好きにやりなさいねぇ〜〜と言っている訳だ・・が。やはりそのままでは、多くの学校が路頭に迷う事を懸念し、・・完全実施に先駆け、パイロットプラントとしてかなりの数の学校で試行実施され、その運営についての研究がなされ、指導方法等の提案がなされた訳だが・・・
皆さんの職場等にも、学校の児童生徒が「学校の学習で・・・・」という事で、電話やら手紙やらメールなど受け取られた諸兄も多かろうと思う。
これは、その一方針で「社会の中から学ぶ」という方向性からのアプローチなのである。関係諸氏には多大なご迷惑をおかけしているが、温かい目で見守って下さると幸いである。

さて、完全実施と言う事で実際に蓋を開けたらどうなったかというと・・あれだけ、各学校に対して多くの提案と実例を用意しておきながら(この先行取り組みでの総合的な学習は、試行錯誤も多かったが、なかなか良い成果を掲げる事が出来た訳でこれらの取り組み事例を参考に各学校ともスムーズに実施する事ができるだろうと思われたのだが)期待に反し予想どおり(つまり、案の定)、多くの学校ではそのような事例には目もくれず、結果、「何やろう?」「何するの?」となってしまったのである。

しかし、やらない訳には行かないので、とりあえず、時間を潰す事に目的を置いた結果、多くが陥っている総合的な学習の使い方は以下の通りである。

1 何にでも使える便利な時間。
一寸、数学の時間がもうちょっと欲しいんだけど〜〜とか。
一応、時間割の上では総合的な学習の時間とはなっているけど、やっている事は普段の教科授業
1B 教科授業の延長
少しは頭を捻ったかなという例。外部から講師を招聘しましたとか・・そんな例。
2 イベント消化型
運動会や文化祭等のイベントに費やされる時間をここで消化する。
2B イベント創出型
とにかく、時間を費やす為に無作為にいろいろなイベントを仕組んでみる。
3 とにかく体験学習型。
あっちの施設に行き、料理を習わせ、こっちに行き炭焼きを習わせ、そっちでは合唱を習わせ、介護で車いすをとかさせ・・・・

さて、これで時間を費やす事ができましたが実際の所、子供たちは何を学んだのでしょうか?こんな活動で「生きる為の蓮廚?弔い燭里任靴腓Δ?
実のところ、なんかやっているように見えて、何にもやっていないパターンいっぱい。こんな事に全体の時間の1/4を使う訳ですからたまったもんじゃありませんな。

実際の所、すらっと決まったのは、やはり危機感を抱き、対応や取り組みの早かった学校、伝統的な校風を保ってきた学校 のようである。
伝統的な何かに取り組んできた学校は、実のところ、総合的な学習の時間を必要とせずとも、それだけの成果を挙げてきた訳ですが、これはひとえに、その活動に対する取り組みが綿密に計算されていたからこそ、営々と続けることが出来たのだと思う。・・これらの時間が別に与えられて、少なくともやりやすくはなっただろうけれど実質の所方針に何も変更は無かっただろう。

うちのがっこうの総合的な学習では、○○のような力を育成する事を願い、○○という活動を通して、○○を○○します。

ここまで言い切れる学校がどこまであるのだろうか?
公立学校は確かに、保証された最低限の普遍的な教育サービスを提供する場所では有るが・・本当にそれだけで良いのだろうか?少なくとも、そうではない。この体制を変える為の様々な施策を各自治体とも程度の大小は有れ実施しはじめているではないか。品川区のように、校区の制限を無くし、区立学校同士の競争を求めた事例を筆頭に、公立による中等教育学校の設立など、目指しているのは学校の被差別化であるのは目に見えている。この中での勝ち組は当然、先に目立った者勝ちである。あとは没個性化の波に呑まれて十把一絡げになるだけである。であるが、実際の所、学校を動かしている人材、即ち校長やら教員やらに、その辺の危機感がないのである。民間企業から校長を登用して、職員全体の危機感を高揚しようとした結果、校長が返り討ちにあったという尾道市の悲惨な事件があったが・・あのような状況では公立学校に未来は無いと思われても仕方ないと思う。公立学校から逃げられる層は一層、逃げて行くでしょうね。

話が脱線してきましたね。さて、なんか話が戻りそうも無いので、次回はうちでの取り組みの事例など紹介しながら、問題点をピックアップして移行かなと思います。

ちょこれーと攻防戦

2004年2月13日
今年こそは楽しめるかなぁ〜〜と密かに思っていたのだが、14日は土曜日だった。^^;。
去年迄は持ち込むも何も、男女間の疑似恋愛感情など生まれようも無い環境でしたので、このささかやか楽しみも味わえなかったので・・
「学校への不要物の持ち込みは断固許しません!」の旗印の下、生活指導を中心として、教員から組織されるちょこれいと持ち込み阻止派と、なんとしても女の子の一大イベント完遂をせんとする女子生徒から組織されるちょこれいと持ち込み派とで、まぁ盛り上がる所もある訳ですが・・
実はまきちは密かにちょこれいと持ち込み派のかくれシンパなのですね。
勿論、不要物を学校に持ち込む事に賛成している訳ではないです。むしろ不要物持ち込みを許可する気持ちはありません。だがしかし、学校側が許す気はさらさらない、そんなことを百も承知で厳戒態勢をかいくぐりミッションクリアを目指す女の子の心意気が楽しいじゃ有りませんか。
当然、見つかればそれ相応のペナルティ覚悟で挑戦してくるあたり、「おっとこ前〜〜〜」(いや、女の子ですが)などと感じ入ってしまいますよ。あたしゃ。男子生徒諸君、貰えて当然ではないのだよ。

ちなみに、一番恐いのは、先生にチョコあげちゃうパターンである。

どう恐いかは想像に任せるとしますか。

相手、高校生だとなにげにそのまま数年後にヘゴールにいきつく例もあるって事だけど・・・

無駄なモノ

2004年2月12日
うちの町内の廃校になったK小学校の理科室には、ビーカーとか試験管とかごろごろそのまんまになっていると聞きまして、勿体無いのでチャーターして参りました。

明らかにうちら教員のどうにか出来るレベルでない話だが・・・
うちの町の小学校の話。
平成12年度だったかな? K小学校を建て直して立派な新校舎にした。
平成14年度、K小学校をN小学校に統合した。

ちなみにN小学校は昭和4ン年あたりの建物である。
築2年で放棄されたK小学校は現在廃墟で、新品で揃えたその調度品なんかは全てそのまま置いてある。

あのなぁ、統合計画のある学校建て直すか?
まぁいいいや、新築の学校放棄して、古い校舎の学校に引っ越すか?
どっちに引っ越すか自体は、地域の利害関係と力関係の賜物だけどな。
(そ。教育的配慮なんて〜のは一切ないのだよ)

「お〜!これもこれも、使えるじゃぁ!とかこれ頂ぃ!」とか言いながら持参した段ボールに片っ端から詰め込んで帰って参りましたが・・・
でも何か、空き巣働いているか、夜逃げした家から家財差し押さえしているみたいで・・・・・あんまり気分良くなかったけどな。
って、とうに過ぎ去った話題ですねぇ〜〜〜
まぁ、まぁ概要はたいした事、無い話。
多分に多くの学校でやっているであろう年末の募金活動。
うちもの生徒会執行部も例外にあらず、毎年やっています。実のところまきちはこの手の募金活動は好きではありません。
正直、お金の行き先が不明朗すぎるのですよね。少なくとも私はそう感じます。そりゃ、丹念に調べれば発掘出来ない事はないでしょが・・
まぁ、中学生の子供たちに、そこまで求めるのは酷な話ので、置いといて・・・
それが今回の話題ではないし・・

さて、今年の募金の状況はどうだったかと言うと、諸々の影響もあって、惨澹たるものでした。
募金に目標金額を決める事はナンセンスな話ですが、流石に去年の実績の半分行かなかったっていうのは、子供にとってかなりショック大きかったようで大分しょげていました。見兼ねてわたしは一寸口を出します。
「攻めて見ればいいじゃ。特に校長先生とか・・。ただし、絶対に無理をお願いしたらいかんよ。」
で、一時間程したら執行部の面々、がっかりした顔で帰ってきました。
「どうじゃった?、校長先生、協力してくだったか?」
「300円でした・・・」

・・・・・・・・うぅ〜〜ん、あくまで言っておく。金額でものの大小価値が決まる訳ではないが・・余りにも300円は惨くないか?私ですら、一番最初の段階で、一番重いコインを入れているんだよ。紙を入れて下さった先生もいるし・・
そりゃ、例え、300円だって、稼ぐ為にはどれだけの労力が必要なのか・・子供たちにはそれは理解して欲しいと思っている。(ただ、絶対に、あたしらが稼いだ300円の価値と校長の300円の価値は違うぞ!絶対!!これは余談)
私のように募金が嫌いと言うならまぁ許そう。ただ、同時期に、彼は自分の関係する団体の募金を私たちヒラ教員に切実にお願いしているのだ。だったら、自分から彼等の活動を認めてやってはどうだろうか?自分は人の募金には金出さずに自分の募金に金出せとは、いささか説得力の無い話・・・

もっと、下世話な話からアプローチしてもいいよ。そう、少なくとも彼の校長という立場を考えたらそれだけの威厳を保たねばいけんじゃろ?その他で威厳を売れるような性格してないんだから、そこで、例えば夏目さん一枚、出しただけで、「流石校長先生は違うなぁ」と子供たちからは一目置かれるよ。この次につながる一目が夏目さん一枚で買えるなら安いものだと思うんだけどなぁ。

まぁ、300円でも構わないよ。ただ、校長、あなたの思いが伝わっていたら、彼等はがっかりした顔で帰ってくる事は、無かった筈だよ。

(その後、彼等のメンタルなフォローに回ったのは言うまでもない話だが、校長のツケをヒラに回すなよな!まったく)
まぁ、公立校ですから、必修課題に近いですよね。ましてや、僻地や辺地であればあるほど・・・ それはさておき、一寸前の話。仲の良い、大先輩である所の、前任校の教頭T2より電話がかかってきました。
「まきちゃん、あの校長やる事、信じらんねぇ〜〜ろ〜〜!!!」
まきちの前任校は、もう見事な離島でございまして・・まきちの退任と入れ替えに、今回の主人公である校長T1が赴任したのですね。この校長の校長とは思えない(いや、校長らしい)大スカ発言にT2さん、怒髪天に来てまきちの所に電話、かけて来たのです。

さて、話を判りやすくする為に、若干、前ふりを。
さて、ここの学校、単身赴任の先生とかの為に、ご近所のSさんにず〜と長い事晩ご飯とか、賄いを用意して頂いていました。ここ数年はず〜っと賄いのお世話になる先生も数人という有り様で(まぁ、赴任してくる人数も数人ですが・・)費用も馬鹿になか、殆ど無償のボランティアのような状況でず〜と嫌な顔一つせず引き受けて下さっていたのですね。赴任する方からしても、当然近所にコンビニが在る訳で無し、商店っていったって、細々とした何でも屋が一件あるだけで、豆腐とか牛乳とか、生鮮食料品すら、予約ないと買えないような所ですから、ご飯を保証して下さる事は、なんとも有難い話で、その条件が在るからこそ、人も来るようなものですよ。Sさんもその辺、ご存じですから、ずっと続けて下さっていた訳です。特に僻地では、学校っていうのは文化の中心ですから、大切に思って下さっている訳です。だからといって、何にもなしに、大切に思って頂けるか・・そんな事はありませんよね。うちの県では僻地に赴任する場合、暗黙のルールとして赴任期間は3年ってのがありまして、逆に行っちまえば、先生はみんな地元に根付く人材ではない。そんな中、ひどければ、ただ、腰掛け的に3年間過ごす先生だって少なくはないはずだ。けれど、そんな人ばかりだったら、Sさんや地域の方はここまで学校を信頼して下さるだろうか?多くの赴任された第一戦に立った諸先輩方の努力の賜物以外無いだろう?

まぁ、そういう前提のまかないですから、コスト的には双方割に合うものではありません。確かに、お金、払う方とすれば本土のレートの遥か上を行きますよ。しかし、実際、物価は全て船賃込みに跳ね上がる訳だし、何せ、自力で食料を調達できない独身やら単身組は唯一の生命線なのだよ。現在もそして、将来に渡って・・

ところで、そのSさんですが、なんと、倒れられて、しばらく入院なされるという事態に陥ってしまったのですね。そこで校長T1が取った対応と言うのが信じられない。とこう言う訳。

さて、教頭T2、Sさんが倒れたという報を聞いて、校長T1に相談しにいきました。そこで校長T1の第一声は
「これを良い機会に賄い、おしまいにしよう。どうせ、高いんだから構わないでしょう?」
だったんですと。
・・・・・おいおいおいおい!!!!!
教頭T2はここでぶち切れ、怒り収まらずにまきちの所に電話かけて来たのですね。これだけに留まらず、その他にも信じられない発言のオンパレードだったそうですが。
「自分は、奥さんに一週間分、のお弁当作ってもらっているから構わないだろーけどぉ〜〜!他のメンツはどうやって食っていけば良いのさ!・・・・その前に高いの安いのっていうレベルの問題じゃないって〜の!、持ちつ持たれつでしょうがぁ〜〜!!」電話でのT2の絶叫をうんうんとうなずきながら聞くまきちで・・一応、まきちの方が遥かに年下で元部下なんだがなぁ〜〜元部下に愚痴るか?普通? まぁそれは構わないんだけどね。

・・・さて、地域に根ざした学校を標榜し、名実共に地域のバックアップ無しには成立し得ない学校でですよぉ、その長たるものでしたら、取るべき対応は推して然るべきものです。当然教頭T2は、その辺、わきまえた人間ですから「お見舞い、いつ、行かれますか?」とか 「みんなから、どの位、包みましょうか」 とかそういう相談に行った筈。
情けないのは、人の上に立つものが、そのような今までの経緯やら事情やらを理解しようとはせず、自分勝手な定規でしか物事の判断が出来ない事である。
さて、そのように骨を折って下さった方に見舞いも行かず、これを機会に止めましょうなんてほざいてみろよ・・・あんたのその一言で、営々と築いて来た学校と、地域の今までの信頼関係を一気に崩壊させるんだぜ・・まったく。
結局、地域と学校に挟まれる形になる生徒が一番迷惑被る訳だ。そして、只でさえ、赴任者見つけるのに苦労している状況なのに、「ご飯が食えない」って事で、更に赴任者がいなくなるっていうの。

ちなみに先代の校長先生は、まぁ地域に見事に溶け込んでしまって、自分の宿舎にいた試しなかったよな・・・(ソレモドウカトオモウケド・・・)
さて、前の日に、入試問題に感動したような話を書きましたが、実際の所、うちの県の県立高校ではとにもかくにも生徒募集に関しては、問題意識、とっても希薄ですよう。こんな学校に子供を送らなくちゃならないのか・・と嫌になるくらい。まぁ、県立学校で、共通の入試問題使う以上、ある程度、仕方は無いのは判るのですが、自分の学校がいかにして生徒を集めるのか。っていう気合いが全くなくて、全て県の教育委員会の言いなり。
県もなんにも考えていなくて中学校の入試対策担当と高等学校の入試担当を一緒の日に集めて、一緒に同じ説明する。ちなみに、高等学校の方が入試に関して質問が多い・・これ、どういうことよ・・・
入試する側で、コンセサスを得ていることを、入試受ける側が質問とかするなら話は判るよ。それって、入試する側が入試の仕組み、把握していないってことでしょ・・そんな状況を、ゲストに曝しても平気だってのがとっても気に食わない。確かに二度手間かも知れないけれど、順番としては、高等学校の方に先に、案を示し、同意を取り付けた上で中学校に提示するのが筋でないか?
ましてや、教育委員会なんで、現場を知らない人間が仕切っているんだから、それぞれの人を確保したい高等学校側が、積極的に噛んでいかなければ、良い入試にはならなだろうが・・それで入試改革とか、高校の改革とか、良く言うぜ・・全く・・

話は飛ぶけど、友人に東京都の公立高校の先生が居る。やはり入試担当だ。彼の仕事は、暇があったら学区内の中学校に挨拶に回る事だという。うちの県で、高校の先生が中学校、訪問してなんて聞いた事無い。結局、優秀な人材を確保できるかっていう至上命題をどれだけ真摯に受け止めているかっていう差が、出ているんだろうな。何もしなくても自動的に子供があつまる(と思っている、そしてそれが未来永劫続くと信じている)うちの県と、一寸油断すればあっという間に他の学校に取られてしまう、東京都と・・・ でもうちの県の方が、生徒数の減少は著しいんだ。公立高校かんで、パイの奪い合いになる事に全然気付いていない。致命的な状況にならないと気付かないんだろうね。かつての東京都(問題の質こそ違うが)のように・・

15の春は遠いか?

2004年2月4日
あ、一日、何回日記、書くつもりだろう?
今回は、いい話。

今日、某高校理数科の推薦入試を受けて帰ってきた3年生の女の子。
目に涙を浮かべながら、「先生、ちょっといいですか?」ってやって来た。
話を聞くと、一問目の小論文の出来が、とっても自信が無いって事だった。
どんな問題が出たのか一寸聞いてみた。概要はこうだ。
『片側2車線の道が立体交差している。これを平面交差にして、かつ、信号機が無くても交通がスムーズに流れるようにしたい。どのようにすれば良いか、図を用いながら説明せよ』
この問題を聞いた時に、私は出題者の意図と、彼女が何故泣かねばならないくらい、悔しい思いをしたのか、手に取るように想像がついた。
彼女は、淡々と、自分の書いた内容を述べてくれている。結論、彼女がたどり着いた答えは、そのような交差点は不可能 だった。それは彼女の満足いく答えでは無かった。問題は、「スムーズに流れるようにしたい」であるから、必ずスムーズに流れる交差点の形が有る筈、その思いとは裏腹の答えしか導き出せない、つまり、この解答では点数は無かっただろう。(小論文2問と、面接が入試の内容だから、これ1問が解けなかった事=合格は致命的)全力でぶち当たっても尚、自分の思いと裏腹の解答しか作れなかった。これで泣かない子がいるだろうか。

さて、私はこう答える。
「そうだったか、それは大変な問題だったね。そんな予想外の問題、そう簡単に解けないですよね。悔しいよね。ところで、周りの受験生のようすはどうだったかい?みんな、君と同じように頭を抱えていたでしょう?」
「ええ、そうでした、知り合いの子も同じように判らないって言っていました」
「そうでしょう。つまり、みんな、判らなかったのです。大丈夫ですよ。何故なら、この問題に正しい答えは無いんです。逆に言えば、全ての答えは正しい可能性がある。ということ。どの受験生もみんな、同じ条件なんですよ。」
「え?」
「私はこのような考え方を提案し、それを相手にどれだけ伝えられるか。がこの問題の真の意図なのですよ。あなたは、自分なりに、精いっぱい自分の考えを答えましたよね?」
「ええ!」
「それが正解です。後は、あなたの答えを、採点官がどのように感じ取ってくれるかにかかっています。自分が精いっぱいの仕事をした自信があるのなら、あとはそれを信じて待つしかありませんよ。」
彼女の涙は少しは引いたかな? 本当に合格してくれる事を祈りますが、結果は、こればっかりは、ほんと、蓋をあける迄、誰にも判りません。

ちなみに、私はこの出題、でーれー感動いたしました。
懸命な諸氏ならお判りの通り、信号がいらず交通を妨げない平面交差。実はあるのです(ロータリー交差点ですね)
これに気付かせないように、立体交差の例を出して、前フリしてあるあたりとか、非常に作為的。この罠をかいくぐって、ロータリー交差点に辿り着いた子がいればたいしたもんです。
しかし、ここに辿り着く、辿り着かない、よりも、結果を導き出す為の論理を構築する能力を試す問題なのは火を見るより明らかでしょうね。
理科の特訓・・・・・・・・・何故か数学?    お名前              
お金問題。
1 消費税、25%時代へ。1200円買ったら税金はいくら?

2 利息は年3%(高!)の投資信託。1年で、利息930円稼ごうとしたらいくら預ければ良い?

3 仕入れ値は定価の65% 定価から何割引したら仕入れ値の10%儲かる?

コピー機問題
4 横150mmの絵を、はがき(横98mm)にコピーしたい。倍率は何%

5 141%拡大コピーしたら、絵のサイズは213mmになった。元の大きさは?

暴走自転車問題
6 時速60kmで車を飛ばす。3時間20分後にはどの位進んだ?

7 午前9時迄に60km離れた目的地に着きたい。時速40kmでは何時に出れば良い。

8 午前9時30分迄に80km離れた目的地に着きたい。午前8時15分に出発したら、時速何kmで飛ばさなくてはいけない?

お肉問題
9 250gで300円のお肉と300gで450円のお肉、単価が安いのは?

価値問題
10 1年で10%価値が下がる車。新車の時、300万円だったら、価値が半分になるのは何年後?

うちの中学生、出来ませんね・・全然できませんね。1時間かけて、良く出来た子で、7割、全滅の子、半分・・・・平気で中学入試に出るレベルなんですけどね。

まぁ努力の結果出来ないのは仕方ないとして・・
この問題、比較的実生活で使いそうな、シチュエーションで作っているのですが、爪も歯も立たないとは・・・とまぁ、嘆いていたら・・私もコレできない〜〜という教員続出! 道理で子供が解けない訳だよ。当然、全員危機意識0だし・・その前に、自分の無能さを自慢してどうするんだ?自分の知識と技術がわしらの売りもんじゃろうが・・・

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