今頃多くの方々が日記などにいろいろと書かれている事でしょう。
私の学校でもそれなりに、話題になっています・・
あるお一人のコメントでございます。新聞にもそんなコメントしているのがいましたが・・・
「学校にカッターナイフ、もって来させないようにしないとねぇ〜〜」
あのね・・・人ってのはカッターナイフを使わないと殺せないって訳じゃないんだよ。金属バットでも（年バレるな）素手でも殺せるの・・
「命の大切さの教育をぉ〜〜〜」 これはうちの校長の言。
同様のコメント多数・・・ 確かに命の大切さを伝えるのは大事だが・・今回の事件の本質はそこにはないですよ。
特に某文部科学省の一番お偉い人のしょっぱなの発言としてはお寒い限りですね・・同様の発言は必要だが・・もっと、事件に至る過程が明らかになった所での発言の方が効果的だと思うよぉ。
だって、この文節、定型文以外の何者でもないもの・・
上記のカッターナイフ取り上げと共に、何も考えていない直情的なコメントにしか私には聞こえないな。
要はコミュニケーション能力の稚拙さから来る惨事。
うちの子達も例外ではなく、「伝える事」が できない。
前を押さえながら
「先生、おしっこ！」
と言った児童に対して
「私はおしっこではありません！」
ときっぱり言い切った先生もいたが・・少数派でしょうね。
言葉を選んで組み立てる事・・・それが出来なくても良い状況は何か・・
大人と呼ばれる多くの奴隷を子供たちは雇っているからね。
コミュニケーション能力が今回の事件にどのように関わってきたかは、事件の全貌と照らし合わせる必要があるでしょう。直接の原因と事件に至る経緯が明らかになる事を希望して止みません。
もひとつ謎なのが・・・給食までの空白の20分の存在です。
この時間は通常、子供を野放しにするタイミングではないのですね。午前の授業が終わって食べはじめるまでの時間は、給食当番が配膳作業にいそしんでいるのが一般的です。その間、他の子供たちを、普段からどのように指導していたのかが問われる所でしょう。・・先生にとって、この時間は給食指導という業務が通例課せられています。もちろん、配膳の指導もそうですが、その間、待っている子供たちには、きちんと手を洗い、大人しく席に着いて待っている事を、要求していないと・・まずい筈なのですが・・衛生面からのアプローチもありますし。てことで、普段から給食前の時間、子供たちを野放しにしていたのであれば、学校の責任が問われます。理由も無く2名いない事に20分間気がつかなかったとすると・・担任の責任も追求されるでしょう。ましてや、二人もいないのに「いただきます」を言わせたとなったら・・
もっとも、ここら辺・・ちっとも経緯が明るみになっておらず、この辺の時系列、報道によってばらつきがあるので断定するには資料が足りず、なんとも言えませんが・・
ところで、被害者のお母さんは病死なさっているとか・・
常々思いますよ。なぜ、不幸は遍在するんだろうかって・・・
もひとつところで、 小学校5年生の女の子が自殺した っていうニュースも
同日おこっている。これが無かったら結構大きな事件として扱われただろうに・・・
うちの子供たちでは、そういう事は起きないだろうと実はタカをくくっていました。 でも今年の1年生女子をみていると、そうもいっていられない危うい状況が目の前にある。何せ仲が良いのですよね。
1クラスしかできないような所で、仲の良さをアピールしなくてはいけないというのは・・・・私は恐くて仕方ありません。
