台風と電話
2004年9月2日台風・・・すごかったですね。
うちのがっこも・・グラウンドが全部水没して・・・
グラウンドと同じレベルに面している倉庫とか・・・水没してしまいました。
よって、・・・漂流物の除去と、倉庫の中の清掃が、夏休み最終日と始業式の
日のお仕事です。
漂流物・・・倒木が主ですが・・妙なものも流れ着いています。電信柱、ソファー、瓦、畳、木戸、電線の配線のしてある柱・・・どこかから廃屋でも流されたのかしら・・
倉庫の中は基本的には水に濡れても構わないものしか入っていませんから、
ひたすら、倉庫の中身、引っ張り出して、倉庫の中と、出したもの、全部水洗いです。・・・が・・・・断水が続いていて・・・水洗い・・・できない・・
のはきつかった。それに、たい積した泥が・・乾きだすと、これが臭う事臭う事・・ てな訳で、職員一同、泥だらけで作業中に一本の電話・・・
他の先生が最初、応対していたが・・どうも埒があかないらしくて私の所に・・電話が回送された・・・電話の相手は・・中年女性・・内容は
「川の中に見えた魚の卵のような丸いものってなんだか判りますか?」
・・・・ぶち!・・・・
私の頭の中で確実に何かが切れる音がした・・・
こんな時でなかったら・・いくら何でもぶち切れはしなかっただろうけど・・
どっちにしろ失礼な電話である。
といって、話も聞かずに電話を切るのも大人げないし、体面ってのもあるから、一応話は聞いてみる。
・・後で話を総合すると、どうもその人の住んでいる役所の方に電話をかけたら、目撃箇所近所の学校ってことで、紹介されたらしいが・・にしてもなぁ〜〜〜
おいといて、内容はこうである・・・
「○○の辺(の川)で、水の中に白い、透明な感じの小さな魚の卵みたいな小さな粒を見たのですが、一体なんですか?」
・・・いくら何でも即答するには情報が足りない・・ので、質問をする。
『場所ですが、○○のどこらへんでしたか? 何が有った所付近ですか?』
「○○って書いてある看板が有って、河原です・・・」
・・・っておい、ここら辺、あちこちに○○って書いた看板あるし・・ここの川岸は全部河原じゃ!全然場所・・絞れないよ・・仕方ないので場所を少し誘導してみる。
『近くに橋とかありましたか?』
「とにかく、河原です・・車で降りれた河原・・」
・・とりつく島ないじゃん・・ここの河原は結構あるので、どこでも車で降りれるし・・仕方ない・・別のアプローチ・・
『その、小さい粒というのは大きさはなんミリ位でしたか?』
「小さい粒です」
・・・・・・ぶち!・・・・
『その粒・・手に取って触ってみられましたか?』
「石の表面に付いてるんです」
・・ぶちぶち!・・・質問と違うじゃん! でもまぁいい、貴重な情報を入手できた・・
『その石、拾って、粒、触ってみられましたか?』
「いえ、触ってないです」
・・・ぶちぶちぶち!・・あのなぁ〜〜触るのはものを調べる基本だぞ!触ってもみないで、何だか知ろうなんて虫が良すぎるわい!・・・まぁおいといて・・今迄の情報を整理してみる。「石の表面、白い透明っぽい小さな粒、水中・・魚の卵みたい・・」 後は状況を推理してみる。電話の相手は中年女性。こちらの質問に対して、解答がチグハグな事、大きさの同定ができないなど、観察の結果が余りにも稚拙な事から、科学に興味のある人ではない。では、電話をかけてまで調べなければならない理由は・・子供の質問ではないだろうか・・(
うちのがっこも・・グラウンドが全部水没して・・・
グラウンドと同じレベルに面している倉庫とか・・・水没してしまいました。
よって、・・・漂流物の除去と、倉庫の中の清掃が、夏休み最終日と始業式の
日のお仕事です。
漂流物・・・倒木が主ですが・・妙なものも流れ着いています。電信柱、ソファー、瓦、畳、木戸、電線の配線のしてある柱・・・どこかから廃屋でも流されたのかしら・・
倉庫の中は基本的には水に濡れても構わないものしか入っていませんから、
ひたすら、倉庫の中身、引っ張り出して、倉庫の中と、出したもの、全部水洗いです。・・・が・・・・断水が続いていて・・・水洗い・・・できない・・
のはきつかった。それに、たい積した泥が・・乾きだすと、これが臭う事臭う事・・ てな訳で、職員一同、泥だらけで作業中に一本の電話・・・
他の先生が最初、応対していたが・・どうも埒があかないらしくて私の所に・・電話が回送された・・・電話の相手は・・中年女性・・内容は
「川の中に見えた魚の卵のような丸いものってなんだか判りますか?」
・・・・ぶち!・・・・
私の頭の中で確実に何かが切れる音がした・・・
こんな時でなかったら・・いくら何でもぶち切れはしなかっただろうけど・・
どっちにしろ失礼な電話である。
といって、話も聞かずに電話を切るのも大人げないし、体面ってのもあるから、一応話は聞いてみる。
・・後で話を総合すると、どうもその人の住んでいる役所の方に電話をかけたら、目撃箇所近所の学校ってことで、紹介されたらしいが・・にしてもなぁ〜〜〜
おいといて、内容はこうである・・・
「○○の辺(の川)で、水の中に白い、透明な感じの小さな魚の卵みたいな小さな粒を見たのですが、一体なんですか?」
・・・いくら何でも即答するには情報が足りない・・ので、質問をする。
『場所ですが、○○のどこらへんでしたか? 何が有った所付近ですか?』
「○○って書いてある看板が有って、河原です・・・」
・・・っておい、ここら辺、あちこちに○○って書いた看板あるし・・ここの川岸は全部河原じゃ!全然場所・・絞れないよ・・仕方ないので場所を少し誘導してみる。
『近くに橋とかありましたか?』
「とにかく、河原です・・車で降りれた河原・・」
・・とりつく島ないじゃん・・ここの河原は結構あるので、どこでも車で降りれるし・・仕方ない・・別のアプローチ・・
『その、小さい粒というのは大きさはなんミリ位でしたか?』
「小さい粒です」
・・・・・・ぶち!・・・・
『その粒・・手に取って触ってみられましたか?』
「石の表面に付いてるんです」
・・ぶちぶち!・・・質問と違うじゃん! でもまぁいい、貴重な情報を入手できた・・
『その石、拾って、粒、触ってみられましたか?』
「いえ、触ってないです」
・・・ぶちぶちぶち!・・あのなぁ〜〜触るのはものを調べる基本だぞ!触ってもみないで、何だか知ろうなんて虫が良すぎるわい!・・・まぁおいといて・・今迄の情報を整理してみる。「石の表面、白い透明っぽい小さな粒、水中・・魚の卵みたい・・」 後は状況を推理してみる。電話の相手は中年女性。こちらの質問に対して、解答がチグハグな事、大きさの同定ができないなど、観察の結果が余りにも稚拙な事から、科学に興味のある人ではない。では、電話をかけてまで調べなければならない理由は・・子供の質問ではないだろうか・・(
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