食育

2004年6月14日
ってのがありまして・・・
一生涯に渡った食べる事に関する教育 のことなんだそうな。
これを目下文部科学省様が密かに厚生労働省様の影響を受け目下驀進中・・・

それはさておき・・
まぁ、食べる事は生命を維持する基本だから大事な事だけどさ・・・
これを学校でも中心として教えてね・・っていうキャンペイン・・

そもそも食べる事って学校で教える事なのか?
好き嫌いなく食べようねぇ〜〜とは言うけれど、
中にはアイスクリームしか食べられないのに医者も認める健康体とかいるし・・一日30品目食べようなんて言っているけど・・事実上不可能だぞそれ。毎日3食一汁一菜 なんて時代に国民不健康だったかってそうでもないし・・極端な所だと、栄養源、デンプンしか存在しないって、地域もあるし。

よって、この必要な栄養素の内訳って・・・どうも理解できない。

残さず食べましょうねぇ〜〜もほぼ同様な理由で理解不能。
いくら成長期だとはいえ、どの子にも一食820kcal(給食)ってのは厳しいんでないかい?吸収率やら基礎代謝やらかなり違うし・・
一番理解できないのは牛乳とカルシウム・・これは完全に牛乳会社(と、業界団体、当然天下り付き)の陰謀だとしか・・・メニューとは無関係に絶対1本は給食についてくる。(この牛乳1本に実はかなりのお金が動いているのよ)
だいたい、どう考えても米の飯に牛乳は・・不釣り合いだと思う。

まぁいいや、給食批判じゃないし・・

教える と 名の付く事は、また学校かい っていう気持ちが正直な所。
最初に食べる事を教えるのは・・親だぞ。(もっともその親が食べられないし教えないからこんな騒動になるのだけどね)

で、当然栄養学的な見地からのアプローチが大きく入る訳だ。 さっきも言った通り、私は栄養学ってのにどうも懐疑的な部分がある。 それでもまだいい。多くの栄養素が人体の構成にとって必要なのは・・事実だし。

でもね・・栄養学って・・味って無いのよね。 牛乳と米の飯もそうだけど。
栄養的に合えば、何でもごっちゃぐっちゃに入れてしまって料理としての体裁はどうでもいいのか? って、極端な話、言いたくなる時、ある。
調理法、素材・・それによって決定さえる味・・これは文化でないかね?
栄養は文化を否定する権限がどこにあるのだろうか?
もひとつ・ 気になるのは箸のもち方・・まともに使える子供は5割いない。
先生も若い先生を中心に箸が使えない・・ 箸というのも日本や東アジアを中心とした地域の伝統的な文化である。 これも驚く程ないがしろにされている。箸もろくすぽ持てないくせに洋食のテーブルマナーとは笑ってしまう・・

あと、三角食べっていう訳の分からないものがありまして・・ (給食で)ご飯(パン)とおかずと牛乳を 一口ずつ順番に食え というもの・・ 余りにも莫迦臭いのだが・・しかし、何も言わないと・・おかずの一点食いに走り、水分なしには食する事の難しいパンのみ とか ごなんのみ を黙々と泣きそうになりながらのどに押し込むという悲劇が毎回襲うのである・・
(その為に、ふりかけ 用意してあるご家庭もあるでしょぉ〜〜)

とりとめも無く長くなりそうだから この辺で・・これ読んで、
いや、そんな事ないぞ、と思った方。
もっとも・・学校給食見ていて・特にそう思うって 話ですのでね。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索