ある日の1年生の理科。

身近にある生き物、どんな生き物がいますか?

生徒A 「イヌ」
  「お家で飼っているの?」「うん!」
生徒B 「魚」
  「どんなお魚?」「うぅ〜〜〜ん、鮎」「鮎ねぇ。そこの川にもいっぱいいますね。それに美味しいよね。」「はい」
生徒C 「鳥」
  「どんな鳥?」「ニワトリ!」「ニワトリ?、ひょっとしてお家で飼っている?」「飼っていないけど・・」「昨日の晩ご飯がとり肉だったとか?」「鳥の唐揚げだった」「おいしかった?」「うん」
生徒D 「ウサギ」
  「ウサギかぁ〜〜ウサギも鍋にすると美味しいね。」「・・・・・・」
さぁ〜〜〜っと、生徒全員の顔から血の気が引くのが楽しい。
生徒Dは女の子だ。多分、コメントは「可愛いよね!」とか期待していたであろうに・・・まさか、鮎やニワトリと同列に扱われるとは思っていなかっただろう。・・・少なくても美味しいという評価は本物である。(味覚の個人差は大きいにしろ)可愛いと云う評価も本物である(美的感覚の個人差も大きいにしろ)。残念だが両者は相容れる事は出来ない。

具体的には中学3年生で単元があるにせよ、人の食べ物は生き物だってことは、私の譲れない一線である。

んが、その時の異教徒でも見るような生徒の視線は(まぁ予想の範囲内とはいえ)痛かった。あとはこれをいかに解かすかだけど。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索