地域に根ざした教育などと言いながら・・
2004年2月8日まぁ、公立校ですから、必修課題に近いですよね。ましてや、僻地や辺地であればあるほど・・・ それはさておき、一寸前の話。仲の良い、大先輩である所の、前任校の教頭T2より電話がかかってきました。
「まきちゃん、あの校長やる事、信じらんねぇ〜〜ろ〜〜!!!」
まきちの前任校は、もう見事な離島でございまして・・まきちの退任と入れ替えに、今回の主人公である校長T1が赴任したのですね。この校長の校長とは思えない(いや、校長らしい)大スカ発言にT2さん、怒髪天に来てまきちの所に電話、かけて来たのです。
さて、話を判りやすくする為に、若干、前ふりを。
さて、ここの学校、単身赴任の先生とかの為に、ご近所のSさんにず〜と長い事晩ご飯とか、賄いを用意して頂いていました。ここ数年はず〜っと賄いのお世話になる先生も数人という有り様で(まぁ、赴任してくる人数も数人ですが・・)費用も馬鹿になか、殆ど無償のボランティアのような状況でず〜と嫌な顔一つせず引き受けて下さっていたのですね。赴任する方からしても、当然近所にコンビニが在る訳で無し、商店っていったって、細々とした何でも屋が一件あるだけで、豆腐とか牛乳とか、生鮮食料品すら、予約ないと買えないような所ですから、ご飯を保証して下さる事は、なんとも有難い話で、その条件が在るからこそ、人も来るようなものですよ。Sさんもその辺、ご存じですから、ずっと続けて下さっていた訳です。特に僻地では、学校っていうのは文化の中心ですから、大切に思って下さっている訳です。だからといって、何にもなしに、大切に思って頂けるか・・そんな事はありませんよね。うちの県では僻地に赴任する場合、暗黙のルールとして赴任期間は3年ってのがありまして、逆に行っちまえば、先生はみんな地元に根付く人材ではない。そんな中、ひどければ、ただ、腰掛け的に3年間過ごす先生だって少なくはないはずだ。けれど、そんな人ばかりだったら、Sさんや地域の方はここまで学校を信頼して下さるだろうか?多くの赴任された第一戦に立った諸先輩方の努力の賜物以外無いだろう?
まぁ、そういう前提のまかないですから、コスト的には双方割に合うものではありません。確かに、お金、払う方とすれば本土のレートの遥か上を行きますよ。しかし、実際、物価は全て船賃込みに跳ね上がる訳だし、何せ、自力で食料を調達できない独身やら単身組は唯一の生命線なのだよ。現在もそして、将来に渡って・・
ところで、そのSさんですが、なんと、倒れられて、しばらく入院なされるという事態に陥ってしまったのですね。そこで校長T1が取った対応と言うのが信じられない。とこう言う訳。
さて、教頭T2、Sさんが倒れたという報を聞いて、校長T1に相談しにいきました。そこで校長T1の第一声は
「これを良い機会に賄い、おしまいにしよう。どうせ、高いんだから構わないでしょう?」
だったんですと。
・・・・・おいおいおいおい!!!!!
教頭T2はここでぶち切れ、怒り収まらずにまきちの所に電話かけて来たのですね。これだけに留まらず、その他にも信じられない発言のオンパレードだったそうですが。
「自分は、奥さんに一週間分、のお弁当作ってもらっているから構わないだろーけどぉ〜〜!他のメンツはどうやって食っていけば良いのさ!・・・・その前に高いの安いのっていうレベルの問題じゃないって〜の!、持ちつ持たれつでしょうがぁ〜〜!!」電話でのT2の絶叫をうんうんとうなずきながら聞くまきちで・・一応、まきちの方が遥かに年下で元部下なんだがなぁ〜〜元部下に愚痴るか?普通? まぁそれは構わないんだけどね。
・・・さて、地域に根ざした学校を標榜し、名実共に地域のバックアップ無しには成立し得ない学校でですよぉ、その長たるものでしたら、取るべき対応は推して然るべきものです。当然教頭T2は、その辺、わきまえた人間ですから「お見舞い、いつ、行かれますか?」とか 「みんなから、どの位、包みましょうか」 とかそういう相談に行った筈。
情けないのは、人の上に立つものが、そのような今までの経緯やら事情やらを理解しようとはせず、自分勝手な定規でしか物事の判断が出来ない事である。
さて、そのように骨を折って下さった方に見舞いも行かず、これを機会に止めましょうなんてほざいてみろよ・・・あんたのその一言で、営々と築いて来た学校と、地域の今までの信頼関係を一気に崩壊させるんだぜ・・まったく。
結局、地域と学校に挟まれる形になる生徒が一番迷惑被る訳だ。そして、只でさえ、赴任者見つけるのに苦労している状況なのに、「ご飯が食えない」って事で、更に赴任者がいなくなるっていうの。
ちなみに先代の校長先生は、まぁ地域に見事に溶け込んでしまって、自分の宿舎にいた試しなかったよな・・・(ソレモドウカトオモウケド・・・)
「まきちゃん、あの校長やる事、信じらんねぇ〜〜ろ〜〜!!!」
まきちの前任校は、もう見事な離島でございまして・・まきちの退任と入れ替えに、今回の主人公である校長T1が赴任したのですね。この校長の校長とは思えない(いや、校長らしい)大スカ発言にT2さん、怒髪天に来てまきちの所に電話、かけて来たのです。
さて、話を判りやすくする為に、若干、前ふりを。
さて、ここの学校、単身赴任の先生とかの為に、ご近所のSさんにず〜と長い事晩ご飯とか、賄いを用意して頂いていました。ここ数年はず〜っと賄いのお世話になる先生も数人という有り様で(まぁ、赴任してくる人数も数人ですが・・)費用も馬鹿になか、殆ど無償のボランティアのような状況でず〜と嫌な顔一つせず引き受けて下さっていたのですね。赴任する方からしても、当然近所にコンビニが在る訳で無し、商店っていったって、細々とした何でも屋が一件あるだけで、豆腐とか牛乳とか、生鮮食料品すら、予約ないと買えないような所ですから、ご飯を保証して下さる事は、なんとも有難い話で、その条件が在るからこそ、人も来るようなものですよ。Sさんもその辺、ご存じですから、ずっと続けて下さっていた訳です。特に僻地では、学校っていうのは文化の中心ですから、大切に思って下さっている訳です。だからといって、何にもなしに、大切に思って頂けるか・・そんな事はありませんよね。うちの県では僻地に赴任する場合、暗黙のルールとして赴任期間は3年ってのがありまして、逆に行っちまえば、先生はみんな地元に根付く人材ではない。そんな中、ひどければ、ただ、腰掛け的に3年間過ごす先生だって少なくはないはずだ。けれど、そんな人ばかりだったら、Sさんや地域の方はここまで学校を信頼して下さるだろうか?多くの赴任された第一戦に立った諸先輩方の努力の賜物以外無いだろう?
まぁ、そういう前提のまかないですから、コスト的には双方割に合うものではありません。確かに、お金、払う方とすれば本土のレートの遥か上を行きますよ。しかし、実際、物価は全て船賃込みに跳ね上がる訳だし、何せ、自力で食料を調達できない独身やら単身組は唯一の生命線なのだよ。現在もそして、将来に渡って・・
ところで、そのSさんですが、なんと、倒れられて、しばらく入院なされるという事態に陥ってしまったのですね。そこで校長T1が取った対応と言うのが信じられない。とこう言う訳。
さて、教頭T2、Sさんが倒れたという報を聞いて、校長T1に相談しにいきました。そこで校長T1の第一声は
「これを良い機会に賄い、おしまいにしよう。どうせ、高いんだから構わないでしょう?」
だったんですと。
・・・・・おいおいおいおい!!!!!
教頭T2はここでぶち切れ、怒り収まらずにまきちの所に電話かけて来たのですね。これだけに留まらず、その他にも信じられない発言のオンパレードだったそうですが。
「自分は、奥さんに一週間分、のお弁当作ってもらっているから構わないだろーけどぉ〜〜!他のメンツはどうやって食っていけば良いのさ!・・・・その前に高いの安いのっていうレベルの問題じゃないって〜の!、持ちつ持たれつでしょうがぁ〜〜!!」電話でのT2の絶叫をうんうんとうなずきながら聞くまきちで・・一応、まきちの方が遥かに年下で元部下なんだがなぁ〜〜元部下に愚痴るか?普通? まぁそれは構わないんだけどね。
・・・さて、地域に根ざした学校を標榜し、名実共に地域のバックアップ無しには成立し得ない学校でですよぉ、その長たるものでしたら、取るべき対応は推して然るべきものです。当然教頭T2は、その辺、わきまえた人間ですから「お見舞い、いつ、行かれますか?」とか 「みんなから、どの位、包みましょうか」 とかそういう相談に行った筈。
情けないのは、人の上に立つものが、そのような今までの経緯やら事情やらを理解しようとはせず、自分勝手な定規でしか物事の判断が出来ない事である。
さて、そのように骨を折って下さった方に見舞いも行かず、これを機会に止めましょうなんてほざいてみろよ・・・あんたのその一言で、営々と築いて来た学校と、地域の今までの信頼関係を一気に崩壊させるんだぜ・・まったく。
結局、地域と学校に挟まれる形になる生徒が一番迷惑被る訳だ。そして、只でさえ、赴任者見つけるのに苦労している状況なのに、「ご飯が食えない」って事で、更に赴任者がいなくなるっていうの。
ちなみに先代の校長先生は、まぁ地域に見事に溶け込んでしまって、自分の宿舎にいた試しなかったよな・・・(ソレモドウカトオモウケド・・・)
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